国民の口臭治療へのニーズは年々高まっていますが、従来の口臭治療の概念や方法では歯周病などの一部の病的口臭にしか対応できていないのが実情でした。
深刻に生理的口臭に悩む患者が来院しても「気にしなくていい」と指導するしか方法がありませんでした。
歯科クリニック行う基本的な口臭治療法
1、 まず口臭の発生する背景を確認し改善点を明確にするために生活調査・問診。
所定の調査表に則って詳しく行ないます。
2、 次に口腔内精密検査(う蝕、歯周病、粘膜疾患の有無・舌診、口腔乾燥測定器による口腔粘膜の湿潤度を検査)、レントゲン診査、唾液検査。
唾液は分泌量、ph、濁度、色調、沈渣、緩衝能を調べます。
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3、 口臭を様々な角度から分析、調査して原因を模索し解決策を提案。
実際に鼻で確認する官能試験、複数の口臭測定器による口腔内ガス、呼気ガスの精度の高い検査を行ない、より客観的に口臭の実態を捉えます。
4、 全身的疾患のスクリーニングとして尿検査を実施。
尿検査ではブドウ糖、ビリルビン、白血球ケトン体、比重、血潜、ph、尿タンパク、ウロビリノーゲン、亜硝酸塩、などがわかり、他科的疾患の早期発見にもつながることもあります。
具体的には腎臓や膀胱の異常、糖尿病、膠原(こうげん)病、骨髄腫、悪性腫瘍を発見する手がかりにもなります。
5、 口臭の発生する背景を確認し、口腔内疾患の有無や口腔生理機能を把握、どこを発生源とする口臭がどの程度あるのか詳しく調べた結果をもとに診断チャートを作成。
これにより何をどう改善すればいいかが明確に。
この診断チャートをもとに治療方針を決定されます。
具体的には口腔衛生指導、生活指導、食生活指導、口腔機能訓練、カウンセリング口臭治療用製剤の処方などを行ないます。


